マレーシア就職(新卒・若手)現地採用 8.語学力ーオススメ語学学校情報あり

*2018年9月に、情報更新とリライトを行ないました

 

アジア就職においての英語力のお話です。

英語に自信がないけど、それでもアジアは大丈夫でしょうか?という質問をよくいただきます。
確かにHelloもわからない!では海外旅行はできても居住は難しいです。

 

海外に住むならば、当然ある程度の英語力は必要です。
今回は、それはどれくらいのレベルなのか?から、どう学習するかのお話です。

※記事後半でクアラルンプール市内のおすすめ英語学校も紹介します!

 

まず、英語力はミスのない綺麗な英語でネイティブと対等にコミュニケーションをとれる、という意味よりも

間違おうが笑われようが気にせず言いたいことを伝えて、解らなかったらそれ教えてよと聞ける度胸と向上心の意味合いが強いかと思います。

これは英語圏でも一緒です。

 

細かい言い回しは練習すれば上達しますが

人と喋ること、間違えてもいいからコミュニケーションを取り続ける態度は長く住んでいても自ら気をつけない限り身につきません。

まずは英語は実践で身につくものだという覚悟を持つことが学習の第一歩になります。

 

ちなみに、マレーシア就職で必要な英語力はこのくらいです。


これが全くわからない場合は、語学学校に行くことをおすすめします。

授業をまともに受けて放課後にクラスメイトと雑談を毎日続ければ
ゼロからでも確実に3ヶ月から半年でクリアできるレベルです。

 

そして、学習法は文法や言い回しよりも先に“語彙力”が一番大事です。
単語さえ知っていればあとはなんとかなります。

相手も文法には自信がなかったりするので、ルールよりも知ってる単語の多さで勝負をかけたほうが効率がいいです。

まずは、ひたすら単語をインプットしまくりましょう。

 

身もふたもありませんが、一番効率的な学習法は

“とにかくいろんな人と話しまくって経験値を積んで、わからなかった部分や新しく覚えたいことを座学て反復練習する”の繰り返しです。

 

ネイティブレベルの英語話者は、少なくともアジアにはあまり多くはいません。
みんな英語は第2or3言語。彼らの理解力にはほんとうに頭が下がります。

マレーシア人は、衝撃の乱雑文法、通称:”マングリッシュ(マレーシアン・イングリッシュ)”をものすごく堂々と使い、なおかつ自分の間違いを棚に上げ人の英語力を指摘します。
衝撃の新英語!マレーシアン・イングリッシュ!

 

知らない単語があれば、なんとなくそれっぽいもので無理矢理伝えようとする
そんな泥だらけの英語力が必要です。

I am not good at speaking English, can you speak slowly please?が言えなければ

me, english no good. you talk slow slow, ok?で良い訳です。(ちなみにこれはマングリッシュ)

そうやってドロドロになりながら笑われたり誤解させたりを繰り返して英語は身に付いていきます。

 

ほんとうにわからなければ、Google翻訳の画面を見せて
ごめんわからない!打って!と言えば、笑われるけれども全て解決。みんな結構親切に教えてくれますよ。

 

喋れないから喋らない。じゃなくて
喋れないなか頑張ってるから間違えるけどごめんね~くらいの心意気で過ごすうちにだんだん自然に勝手がわかってきます。子供が言語を覚えるように。

相手の言ってることがなぜかわかるようになる感動を繰り返して、コミュニケーションはどんどん面白くなるのです。

 

繰り返しになりますが、アジア就職に必要な英語力は、

この学習法で“語学学校で毎日練習すれば3ヶ月、全くダメで長引いても半年”程度です。

難しそうに見える!or その程度でいいの?は人それぞれかと思いますが、それでOKです。

まずは3ヶ月、語学学校に行き片っ端からいろんな人に話しかけて練習してみてください。結果は後からついてきますよ。

 

・KLでおすすめの語学学校を紹介します!

 

現在、格安で英語留学ができるという宣伝文句で注目度も上がってきているアジア留学。
語学学校の比較サイトなどもたくさんあって、選ぶのが難しいですよね。

 

マレーシア、KLで以前、友人のお手伝いで3つの語学学校を訪問(+自分でIELTSのために語学学校を探した)経験、模擬授業などにもお邪魔した感想で決めうちでオススメするのがこちらです。

EMS Language centre 

英語を伸ばすならマンツーマン!というのはあまり現実的でないです。

語学学校で大事なのは、いかに英語を使うか。友達のできやすさで選ぶのが一番です。実践の時間があるほど、伸びる速度が速いです。

EMSは、スタッフのフレンドリーさ、市内の一等地という立地。

やや狭いので物理的に人と触れ合う機会が多く、人数も大人数すぎす少人数すぎずと世界中の友達が一瞬でできるので、授業時間の何倍も多くの時間を練習に使えます。
学生と強制的に関わる機会が多いこの学校の環境は抜群におすすめです。

 

他に見学した3校も個人の感想とともに貼っておきますね。

 

British Council

由緒ある超有名な英語学校。ただし組織と生徒があまりにも大きすぎて、スタッフの知識や友達のできやすさは微妙です。

とはいえ、世界でも最大規模の語学学校。学習法やノウハウのレベルは抜群。大手なのには訳がある。と言ったところですね。

講師陣のレベルも独自のしっかりとしたスタンダードがあるので保証されていそうです。

 

Wall Street English

こちらは、IELTSのテストなどに特化した授業が特徴。
チューターの知識量や、無料で受けられるIELTS模試とその分析のレベルの高さには大満足です。

ただし、社会人が資格やビジネスの為にメソッドとして英語を磨くことに特化されているため、英語が話せないけど練習したい人向きではないかと思います。授業料も高額です。

生徒の年齢層も高く、そもそもの語学学校のベクトルが違います。

社会人向けなので、授業の時間もお仕事あとに合わせた夜や週末コースが多め。
ある程度話せる人がIELTSやネイティブ相手のビジネスに挑戦する場合は非常におすすめです。

 

The Language house

少人数のクラスで、新校舎。備品、設備は素晴らしいですが人が少なく寂しいです。
また、お会いした講師がものすごく中華系訛りがあり、語学学校としてのレベルもなぁ。という感じでした。

ただし、見学当時(2016年)はオープンから数ヶ月しか経っていない状態だったので、状況は変わっているかもしれません。

 

おまけ:私の英語学習法

 

語学学校を紹介してはいるものの、私自身が語学学校に行ったことはありません。
とはいえ元々英語ができたかというと、全くもってダメでした。

 

マレーシアの大学に20歳で留学したときは、How are you?すらまともに聞き取れないレベルでした。
そんな中で、海外就職をできるようになるまで英語がわかるようになった学習法をご紹介します。

 

『毎日大学の寮の食堂で誰かグループをとっ捕まえて、わからなくても最後まで会話に参加する(最低2時間)』

 

以上です。本当にこれだけです。

もちろん、英語がわからないのに受け入れてもらえるために、相槌やわかるところだけ頑張って参加する、または顔や動きで面白いことをするのは必須でした。

 

最初の2〜3ヶ月は、途中で泣きたくなるくらい何もわかりませんでした。

それでも毎日いろんな人についてゆき、それを不快に思われないよう体を張って笑いを取りにいきいました。

すると、この子が喋れたらもっと面白いんじゃないか?とみんながどんどん話しかけてきました。
当時は常に電子辞書を持ち歩いていたので、わからないと電子辞書を開き単語を打ってもらっていました。

 

それを繰り返していると、4ヶ月くらいしたときに、今まで何言ってるのか全くわからなかったとても流暢な友人の会話が突然全部わかる何かが降ってきました。

その後、1人、また1人と何を言っているのか突然わかるようになり、そこからは1ヶ月もしないうちにだいたいみんなのいうことがわかるようになりました。

 

喋れるようになったのはそこからもう数週間後(これも突然自然に降りてきた)でしたが
本当に人についてゆくだけで突然聞き取りも喋りもそこそこできるようになりました。

とはいえ、道端で拾った英語力なので、文法に弱く、TOEICやILETSの点数はこの方法では取りづらいです。

 

新出単語の反復練習などはしていましたが、座学が苦手だった私が学校無し、テキストを使った勉強もほぼ無しで身につけられたので、こんな方法もあるよ。程度に紹介しておきますね。
(この方法は結構極端なので、全員にはおすすめしませんが、効果は抜群です)

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