英語で履歴書(CV)を作る。前半に引き続き
CV超初心者の初めての挑戦&何をしたかのお話です。
学歴は前半にて完了。次は職歴に移ります。
この職歴のリストアップがうまくできなかったので、面接のようにくる彼の質問に一問一答で答えてリストを書き出すことに。
ー今まで一番大きな成功だと思ったことを数字を含めて
ー毎日欠かさずやっている大事なルーティンワークはあるか
ーボスに最近した報告とその内容は?
ー人事考課の際に提出した内容とその結果
などを聞かれ、答え、紙に書き出します。
”会社名と役職はOK。次に1行で何をやっているかを説明しよう。
やっていることをリストアップして、重要なキーワードをつないでひと文作るんだよ。”
”この文章の作り方のいい例は、ちひろからえらく離れた上のポジションの人が、
彼女は何をしているのかを一言で理解できるような紹介文を作るんだ。”
えーっと、えーっと……
”OK、気にするな。じゃあ何をやっているかを単語でいいから言ってくれ。”
”毎日/毎週/毎月/毎年やる作業、上司に出すレポートの名前、年間で起こるイベントの名前、
それから必要な時にやることと関わる全ての部署を自分の会社と取引先の会社のグループにわけていっこいっこ書き出してみて”
さっきされた一問一答とカブってもいいからと、
ひとつひとつを書き出し、ノートは作業の名前でいっぱい。
あとでふるいにかけるから、とりあえず数を出してくれとのこと、
ここで使う単語は稚拙で問題ない。あとで英英辞書にかけてもっと綺麗な単語をあとで探すからとりあえず書け。と。
ひとつひとつ口頭で答え、マレチャイ君がノートをとります。
(固有名詞いっぱいなので、モザイクかけてます。)
職歴のキーワードを集めたところで
ー何をやっているか(仕事内容と任務)
ー何を達成して、何ができるか(功績とそこで学んだこと)
を箇条書きでまとめます。なんでもいいからとにかく書け。ふるいは後だ。と
そしてひととおり口頭でリストアップしもう出てこないかなとなったくらいで
“OK、よくやった。じょあ次に移ろう。なんか思い出したら言ってね。書くのはいつでもできるからね。”
というと次の項目に移ります。
“Gypsyworkersってなにやってるの?ほかにボランティアや自己発信をしたことは?”
学生時代からのボランティアやNGO活動などを書き出します。
これに関しては、まず機関やウェブサイトの説明から入ります。
キーワードが先、お化粧はあと。
このフローを徹底し、質問攻めです。稚拙でもなんでもいいから忘れる前に全部書き出すよと。
そしてほんとうに2時間前後を書き出しに費やしました。
ここまで全部付き合ってくれるなんて感謝。。。
そして、休憩ー!といってタバコを吸いに出て行きました。
どんなに集中してても、少し迷いが出たり、キリがよくなったらタバコに行くと頭が冴えるんだって。
ソーシャルスモーカーの私も一本もらって深呼吸。。。
それから、英語の清書です。これは最後の校正でもするから
-フォーマルな書類に使える単語に直す。
-同じ単語を繰り返さない
このふたつさえ守ってればとりあえずOKだそうです。
まずは、自分の仕事のポジションをGoogleにかけて、他の人の表現を見ます。
”これいいねー”なんていいながら2-3文章をメモにとります。
まるごとCVをコピーしないかぎりこれはパクリじゃないから安心してね。とのこと。
これのもっときれいな単語はなんだろうねーと言いながらなにか検索にかけているマレチャイ君。
なにをしているのと聞くと、ふたつのホームページを紹介してくれました。
http://Thesaurus.com (同義語のリストアップ)
https://www.thebalance.com/list-of-resume-and-cover-letter-keywords-2060287
(履歴書に使えるキーワード集※記事のみ)
同義語の表示はこんな感じです。
そして、仕事の説明にはGoogle defineという機能を使っていました。
Define : 英単語
で、自分の探している単語の詳細の意味や、説明が見れるそうでここの文章も参考にできるよ。と
ここで使えそうなキーワードの清書やらカッコいい使いまわしやらを一通りリストアップして…。
”OK!清書だ!1時間で全部書き上げて!大丈夫大丈夫。できるって。”
…うわああ。
と叫びたくなるところですが、道案内どころかドアまであけてくれたマレチャイ君には頭が上がりません。。。
ということで、書く!
フォーマットはあと。ただしそれ以外は本番同様に。
-職歴(自分の仕事内容/達成内容とスキル)
-学歴、職歴以外の活動(内容、ポジション、実績など)
これらの清書が難しい!
上でいろいろ調べても、いざ文章にするときれいにならなかったり、仕事内容とスキルがかみ合ったりしていなかったり…。
頭を抱えて止まっていると、止まったらためらわず気分転換しないと止まったままになる、時間の無駄だ。
と、タバコをもう一本くれました。
紙に書いたキーワードとgoogleとにらめっこしながら、箇条書きを清書…
最初に言われた通り、時間のリミットがなければたぶんこれ終わらなかったと思う。
そんなこんなで、15分ほどオーバーして、やっと完成。
もう12時をすぎていたので、その日はもうこれで充分だというと、マレチャイ君はご帰宅。
そして1−2日挟んで、冷えた頭で推敲、単語の選び直しをします。
ただ人生初&完全迷子の状態で書いたCV、ほぼずべての単語を直されます。。。
”同じ単語を一文で2回以上使うとつまらなくなる、
あと、この表現はちょっとシュガーコートする(=盛る)必要がありそうだね。”
と、単語とにらめっこして、もっと聞こえのいい単語をgoogleしながらフォーマットにコピペしてゆきます。
このフォーマットは、エクセルが伸縮自在な土台になるので、エクセルに先にデザインを作り、後でPDFに変換します。
または、Canvaという無料のノートもおすすめ。
左右上下にクリックで文章を移動させることができ、自由自在。
そして見栄えがいいように大きさや位置をアレンジし、いろんなタイプのフォーマットを作ります。
とりあえず全部作ってみて、どれがいいかは後で選ぼうと。
単色、線もないとてもシンプルなものから
ちょっとごちゃついたカラフルなものまで
簡単なサンプルを見せてくれたので、そこから選びます。
そして、選んだサンプルに合わせて、レビュー機能を見ながら綺麗に見えるようにエクセルを調整してゆきます。
これが単純作業でも時間がかかるんだなー。。。
そんなこんなで累計何時間費やしたかは覚えてませんが。。。
なんとか完成しました。ありがとうございました。
ちなみにこのフォーマットの参考はもちろんGoogleからも引っ張ってこれますが
この人賢いな、仕事できるなって人のCVを見せてもらうのがいいとのこと。
一番はじめにティスのCVが上手いと言ったのも、
大学の研究員として世界中でいろんな研究をした膨大な情報、自分のやってきたことをひとことで誰にでもわかるような単語が選び抜かれていて、
さらにそれをシンプルで読みやすいフォーマットにまとめて、
本来なら散らかってまとまらないレベルの研究書や活動、企業経験をひと枠に、
そして見やすく収めているスキルがすごい。ということらしいです。
賢いひとの例を見て、まるごとパクれはしないものの、
参考にするところを頂戴するのが最短ルートらしい。
ただ、ティスの言葉のチョイスは相当上手いから、これは練習いるねー。だって。その通りです。。。
後でまた改善案がふっと出てきたりするから、誰かに提出する前に必ず読み直して再校正がいるかどうか確認するんだよ。
とアドバイスもいただきました。マレチャイ君、本当に長々ありがとうございました。。。
ということで、これから最終チェックをし、ティスのお友達にCV提出します。どきどき。
何か進展ありましたらまたお話ししますね。
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