自己満足でいいと勝手にに企画したアクティビティ。
私大文系女子、新卒コネなしスキルなしでの海外就職についてのプレゼンテーションの内容を全て掲載いたします。
ーアジア就職Presentation – Work x Travel = 🙂
ーお話すること
ーアジア就職とは?
Gypsyworkesは、ひとくちにアジア就職と言っても東南アジアの前提でお話させていただいています。
実績としましてはマレーシア、インドネシアを対象とした方の就職のお手伝いをさせていただきました。
整っていない、なんでもあり、若くでも、そして嫌でもいろんな経験が降りかかってくる挑戦のステージが東南アジアで待っています。
日本では見たこともない自由な働き方をする人や会社もあり、キャリアを見直す機会をもたらしてくれます。
ーアジア就職、概要&プロセス
では、どのように就職は決まるのでしょうか?
大まかなフローは1+4ステップ。
就職斡旋会社やウェブサイトに登録して、オススメの会社を紹介してもらう&興味のある求人に応募する。
- 履歴書:英語、Word,PDFなどで提出。(書き方についてはこちら)
- 面接:現地または日本からスカイプで面接。外資や早いところは即日で決まることも。
- 合意:いつ始めるか、お給料や待遇をどうするかの相談。日系だと先に提示されてこれでOKかどうかだけの場合も多いですが、外資だとお給料はもちろん、福利厚生や有給なども話し合いで決まります。(詳しくはこちら)
- 合意条件にサインし、お仕事が始まります!
海外就職だからと言って、とりわけ何か特別な手順やイベントがある訳ではありません。
ただ、コントラクトという労働合意条件(契約、福利厚生)を決める必要があるのが日本の新卒採用にはないフローです。(転職の場合は日本でもこれがあると聞いているので、転職経験者の方は想像がつきやすいかもしれないですね。)
では、日本での就職と海外就職の違いは何でしょうか?
まず、いちばんの大きな違いは、海外は明日から使える人しか採らないところが多いです。
なので最も不利なのは新卒になります。数年で転職するのが当たり前なので、会社も育てる余裕がないところがほとんどです。
マレーシアの場合ですと、卒業のタイミングもばらばらです。新卒一括採用なんてありません。
上の三角は、難易度です。新卒がいちばんチャンスも選択肢も大きいのが日本、経験者やリーダーの方が需要があるのが海外です。
ただし、ある一定の年齢&ポジションまで上がってしまうと、海外も徐々にチャンスが減ってゆきます。
自分の応募する仕事に関連する学部学科を出ていなければ新卒はとても不利なのです。
また、東南アジアで日本人が欲しいという会社は、日本人の社会人として会社に何かを持ってきて欲しい場合が多く、何も知らない新人にビザをあげてマレーシア人にもできることを取られてしまっては困るので、ビザもおりにくくなります。
最近はついにマレーシアも新卒へのビザはおりなくなってしまったとも聞いています。
(これは非常に個人差があるのでなんとも言えませんが…。)
職歴があり明日から自分の仕事をできる、少なくともどう学習すればいいかわかる方は、外資で思いっきり海外を感じるのがいいかもしれませんね。
私も日本のワークスタイルが嫌だから日系は嫌だと思っていましたが、以上の現実を知り、まずは日本の会社で面倒を見てもらい、自分の力で歩けるようになってから外資に転職すればいいと方針を変えました。
日系でも何でもいいからマレーシアに住むことに優先順位をおいて、現地でコネクションを持ってしまえば何とかなるからとにかく行こうと決めたのです。
今は日系で3年働きましたが、外資の転職も難しくない知識とコネクションを得ました。いきなり全部揃えるのではなく、少しづつ完成させればいいのだと思います。
大切なのは、必ずひとつは何か理想が叶っていること。全部揃うまで待っているうちに、余計なものや常識に囲まれて動けなくなることを避けたかったのです。今でもこの決断は正しかったと思っています。
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