マレチャイとデートしてみました。~そして冷静に観察してみました。~

 

 

以前マレチャイ君とのデートにいたった経緯をお話ししましたが

そんなちょっぴりクレイジーで情熱的なマレチャイ君と何度かご飯やら連れて行ってもらいまして

マレチャイコミュニティーに初めてお邪魔した経験を、いいことも悪いことも含め主観たっぷりに分析してみました。

※あくまでひとりの人間とその周りだけを例に取ったお話です。聞き流す程度に読んでみてください。

 

ー基本的に返信がびびるくらい早い

マレーシア人が仕事中でもwhatsapp大活躍なのは以前にもお話ししましたが、それはプライベートでも一緒です。

ご飯いくー?というお誘いも、中身のない話も、基本的にものすごく早く返信がきます。特に仕事中の方が返信が早い。笑

この国では大人も携帯メッセージ使用頻度がかなり高いので、その気になれば一日中メッセージがきます。日本にいた時は毎日連絡なんて…ねぇ。と思っていましたが、こちらはそれが当たり前といったご様子。だからといってメッセージに執着がある訳ではなく、返信が遅いなどと怒られることもないので気楽に放置して大丈夫なのが負担にならないのがいいところです。

 

ーデートは基本ご飯、カフェ、バー。

お食事デートは、世界中のどこでも王道ですね。

マレー人なんかは公園デートもよくありますが、マレチャイの多くはおしゃれなカフェやバーがお好み。ちゃんとエスプレッソで作ったラテを飲みながらのんびりお話し。綺麗なバーでのんびり一杯。という日本人になじみのあるデートスタイルもバッチリ。映画なんかもよくあります。

また、ローカル中華に連れてってよ。なんてお願いすると大喜びで地元のお気に入りのお店に連れて行ってくれます。

メニューがなく、中国語をしゃべれないと注文が難しいお店も多いので、食事のレパートリーも一気に広がります。

ただし、インドやアラビア料理はあまりお好みでない様子。平気な人もいますが、突飛なエスニックよりは一般的に良くあるレストランの方がカバー率は高めです。食べ物に制限もない人が多いので、気軽にどこでも一緒に行けるのはマレーシアではありがたいですね。

 

ー来るもの拒まず。みんなで会おうよ精神

個人的にご飯に誘われたとしても、同じタイミングで自分の友達、または相手の友達からのお誘いがあればそのまま合流、ということがとても多いです。

なので、お友達は徐々にシェアされて行きます。また、誰が誰とデートにいった系のお話はすぐに回るので、いきなり知らない大人数のマレチャイコミュニティに連れて行かれ、相手の会話が中国語で何のこっちゃわからないままいきなり ”話は聞いたよ、で、どうなの?” というランダムな質問攻めに会うことも。

英語を話すフレンドリーな人であればお友達も増えとってもいいのですが、がっつりマレチャイグループだと基本会話が中国語で置いてけぼりにされる&話の流れがつかめないままランダムに投げかけられる質問がなかなか堪えるので、嫌なら嫌だとはっきり言った方が良さそうです。ちなみに私は混ぜるのは外国人か英語で話す人だけにしてくれと数回で早速ギブしてしまいましたが正しかったと思っています。

 

ー好きなんだからいいじゃん!精神。

一般的にマレチャイは人前でいちゃつこうが、誰の前で口説こうが、自分が好きな人なんだからそれでいいの!というメンタリティの持ち主。誰の前でもかなり積極的に口説いできますし、お食事などは全てご馳走してもらえます。これは他のマレチャイのお友達からも聞いたのですが、デートは基本男の人のおごり、お金がなければそもそもデートに行かない(というか、行けない)というなんともバブリーなデートスタイル。男としてデート代は出させてくれよ!のスタンスです。それを知らずに半分出したら、やめてくれと後でお願いされました。

なので逆にマレチャイの女の子とデートを予定されている男性の方はご注意くださいね。

 

ー家族の登場がとても早い

彼女じゃないのに親に紹介する。なんという精神だマレチャイ。。。と衝撃を受けるくらい、家族の登場が早いです。しかもお家ディナーに呼ばれていったらみなさん食べ終わってテレビを観ていて、なぜか私とマレチャイ君だけ取っておかれているご飯を横で食べるということがあったり、突然母の日ファミリーディナーに呼ばれたりなどなど、最近よく遊ぶ友達だから家族の用事に呼んじゃえ。のお気軽感はすごい。他にも男女問わずその人のお友達やらお母さんのご近所友達やらも普通に来て、やっぱり大きなグループになるのです。

 

ーお金の話が多い!

これはチャイニーズだからなのでしょうか。お金の話がとにかく多い!

ちょっと風変わりなお店に行くと、ここの家賃や内装はいくらなのかという話題になり、お客さんの数からこの店がいくら稼いでいるのかという計算が入ります。副業や稼ぎのいいお仕事の話は日常会話。マレーシアの車や家がいくらという話もかなり細かくレクチャーを受けたり、誰の収入がいくらだこの仕事の相場はどうだという話もよくあります。自分の話はブログには書いても君には言えないな。と一歩引いて観ているのは内緒です。

また、私の会っているマレチャイ君は比較的クリーンな方ですが、それでも残念な事に回りの人のお金の貸し借りや金銭トラブルは多く、あまり周りとの金銭面での信頼関係はない様子。関わらぬが吉なので、詳細は触れないでおきます。

 

ービジネス関連の質問はおまかせ!

履歴書の書き方、転職の進め方、こんなことやってみたいけどどうかな?などのビジネス関連の知識はかなりお高め。

どこで学んでくるのだろうというくらいよく相場を知っていて、どう言った交渉をどのコミュニティにすればいいか、このビジネスコンセプトはどう言った効果があるかの分析などが一瞬で出てきます。拍手!

他にも、何か大きな買い物をするときの維持費や、副業はどの分野でどれくらいをめどに稼げるかなどの質問をすると、とても丁寧で協力的な答えが返ってきます。

マレチャイにはビジネスマンの中でも人情たっぷりで正直な人が多く、仕事絡みの相談はとても親身で正直にアドバイスをくれるので、ビジネスパートナーとしてはとても信用できる印象です。

 

ー家族と文化への意見はタブー。

どれだけ親しくなろうが、どれだけいろんな話をしようが、家族と文化の話はタブーだということに気づきました。

外国人というよそ者から見たら、そんな単純なことが何でそんなに一大事になるんだろう。ということはとても多いですが、よそ者からのご意見は地雷。ここだけは絶対に外国人は踏み込んではいけないなという印象です。

車の修理で大モメしているという話を聞き、何だこうすればいいんじゃない?と気軽に言ったが最後。頼むから口を挟まないでくれと念を押された後、君の意見を実行するようなマレチャイは家族やマレチャイコミュニティから追放されるんだ。君にはわからないから触れないように。と厳重注意を受けました。これは何個かあったうちの一つですが、え、こんな単純なこともダメ?と言いたくなるようなささいなことでも家族の話題が出てきたら何もコメントせずに相槌だけうつようにしています。

 

お気楽かと思えば、独自の文化が後ろにあったり、発見と衝撃も多いマレチャイコミュニティですが、今まで見たことのなかった文化やローカルご飯に連れて行ってもらったり、進路相談にとても的確なアドバイスをくれたりと、たくさん新鮮な経験をさせてもらっています。

不思議なところも多いですが、やっぱりそこは南の人。ビジネスにシリアスなのにのんびりマイペース。いろんな文化が混ざった優しい人。というイメージです。

また再来週くらいに一杯行ってきます (*´-`)

 

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