先週は、ほとんど転職活動が”待ち”の状態で滞っていたのですが
それでもなんとかリクルーターと話しができました。
これはこれは有益な情報がたくさんで、話せてよかったです。詳細の前にちょっとだけ経緯を紹介します。
今回会うリクルーターももちろんLinkedInで見つけました。
LinkedInで、狙っている業界や職種の人に片っ端から友達リクエストを送っていたため、おそらく共通の知り合いの多さからでしょうか、先方からいきなり友達申請が来ました。
先方はもちろん私がただのワーホリビザなことを知らないのですが、これはチャンスと申請が来てから15分くらいで履歴書とメッセージを送りつけました。えへ。
”申請ありがとうございます。 私は、ワーキングホリデービザで就活、就労ビザを狙っています。 製造業の資材調達を4年弱やっていたので、製造業か調達狙いです。履歴書はこちらです。 まだ来て(当時)2週間で、オークランドにいます。ぜひ相談にのっていただけますか?”
リクルーターは基本的に、人の紹介で稼いでいるため、こういう余計なビザやプロセスのいる人は基本落ちやすいので見向きもしない人がほとんど。
今までNZの就職斡旋会社は、どこに相談しても無視。または明らかにコピペで”ビザがないとサポートできないんです。頑張って!”のみ。となかなかな塩対応なので諦めていました。
ただ、今回はなんともポジティブに
”履歴書ありがとう。一度お会いしましょう。15日の朝10時にここに来てください”
とお返事が。
リクルーター経由だと、一般のインターネット求人のように、人が要ります!とお金を出して集めているところしか探せないので競争率が高くて大変。と友達からは聞いていましたが
それでもやっぱりいろんな会社を見ている方、持っているデータの数や、お給料などのアドバイスは公平にくれるので、会えるのであればもちろん会います♪
というわけで、会ってきたのでレポートします。
まずオフィスに行って、アポがあると言った後にお姉さんがなんと言ったのか聞き取れない。ニュージー訛り鬼畜。。。
案内されて、個人情報シートを渡されて、早速記入。
その後リクルーターがやってきました。
まずは、簡単に自己紹介と、自分のビザの状況、どんなことがしたいかを説明します。ここは面接じゃないのでどこまでも正直に。
そしてニュージー英語に苦戦しているということも言っておきました。面接じゃないので先に行ってゆっくり喋ってもらおうと。
(それすら忘れられて途中何度も聞き返すハメになりますが。)
そして、状況を理解してもらった上で、
“状況はわかりました。何個かアドバイスする前に、ここでの就職活動での質問はありますか?お給料の相場とか”
そうなんです。お給料の相場がわからなすぎて詰んでいました。笑
ビザなし、経験者で同じ職種、フルタイムだといくらくらいになります?と聞くと
“うーん。製造業の調達・サプライチェーン4年弱なら、ニュージーランド人でニュージーランドの会社の経験があったなら年間額面7万ドルから8万だな。ただ、新参者だから足元見られるかもしれない。
新卒でこの職種だとね、だいたい5万から5.5万ドルなのね。だからこれよりも下を見積もる人は無視して大丈夫。ただ、足元見られてそのくらいにされるかもだから、平均って7万以上ですよね?って主張してね、6万ドルを下回らなければその提示金で妥協する感じがいいと思うよ“
なんとも明確!助かったー!
これで今後の給与交渉はなんとかなりそうです。
(給与額の暴露もしちゃう。そう、Gypsyworkersならね。)
そしてもし平均通りに行けるならばマレーシアの3倍弱のステップアップですね。もちろん物価も3倍は軽くしますが。
そして次に、採用フローがどんな感じなのかの質問。
採用には3つあって、
- 半年未満の単発契約
- 半年以上から数年の契約、更新は会社による
- 無期限
とのこと。1)はだいたい一発の面接だけで即日だけれども、2)と3)はだいたい2回ほどの面接があって、会社にもよりけりだけれどもだいたい1次が自己紹介・志望動機・ビジネスプランなどで、2次が業務の具体的な質問(もし◯◯が△△だったら、あなたはどうしますか?形式が多い)になりがちそうです。
そこでもう一つ質問。今面接のアポ取っているところがみんな面接を2週間、3週間後に設定するんだけど。と言うと
“基本的によそに取られないようにこの国の採用は早いよ。正直ちょっと新参さんで優先順位が落ちているかもね。でもニュージーランドの採用はだいたい12月の半ばにはクリスマス休暇でストップして再開は1月下旬くらいだから、時期の問題かもしれない。”
とのこと。フォローを入れてはくれたけど、要するによそ者は後回しなんですって。。。
他にも、
・私の狙っているような業界、職種はほとんどオークランドにあるから、他の街での仕事探しはオークランドで経験積んでからの方がいい。
・就労ビザが必要という旨をCVに書くといい。ただ、上の方に書くとそこで読むのをやめる人がほとんどだから、2ページ目の下から2番目くらいにひとつ“ビザの状況”という欄を作って、ワーホリビザであること、期限、何ビザが欲しいかを入れておくように。
・外国人は、現地にいるようであれば現地の住所と電話番号を上の方に。名前の下が理想。そうすることでNZ国内にいるってすぐに解るため。
・ワーホリビザを生かして、バイトから入って気に入ったら登用してというプランには賛成。その代わり試用期間の期限と登用の際の目安給はちゃんと聞いておくように。
・ニュージーランドの国内経験はあったほうが俄然有利だけど、新しい人がそれを持ってないのはしょうがない。中にはアジアの経験のほうが有利になるようなアジアの会社から買い付けをやっている会社もある。基本探せばどこかしらはあると思うので連絡取ってみます。
・あとは、あなたの仕事は渉外なので、コミュニケーション能力は非常に大切。どんなにスキルを持っていても面接でしっかりできないと真っ先に落とされる職種。逆に言えば面接で印象が良ければ他の競争をリードできるから、面接官への好印象を与えることを最大限努力するように。だから訛りにも早く慣れてね。
という結果&アドバイスになりました。
アジア買い付けの会社は2つあるとのことで、連絡を取って今週中にメールか電話をくれるとのこと(まだ来てないので、明日メール入れますが)
ただし、リクルーターなので募集をしていないとなると、それで終了なので
必ず会社名だけ聞いておきます。
会社名だけ聞いておいて、もし今募集がなくても後でLinkedInでその会社の採用権がありそうな偉い人を探して履歴書送りつけてやるためです。えへ。
そんなこんなで、役立つ情報盛りだくさんのリクルーター面談。
このリクルーター面談を取り付けるのも諦めていたくらい無視の連続でしたが、いろんな疑問が吹っ飛んだのでかなりおすすめです。(運が良かった…)
今週はかなりいろんな面談があるので、これらを踏まえて挑んでいます。
今日も面談があって、明日もまた一つ。詳細はまたすぐに!
p.s.最近就活も友達作りも、 ちょっとマジメモードが続いているなぁ。。。
そろそろ気を使わないような人とどうでもいい話してアタマ空っぽにしたいな。としみじみ思う4週間目です。がんばるー!
コメント