ココロとカラダのおはなしー新しい場所に動くときの8つの副作用。

 

 

退職、マレーシアを去ってから2ヶ月半。ニュージー移住から1ヶ月半が経ちました。

 

ふわーっと一瞬で過ぎましたが、いろいろぎゅうぎゅう詰めで正直体感速度はかなり長いです。

この1ヶ月半はむかしの日常の3−4ヶ月分くらいの体感スピードな感じです。

今日は、海外に飛び出して感じたことと、留学&2度にわたる移住、計3回の中期・長期ステイでもれなく起きたココロとカラダの変化のお話です。

 

マレーシアにいた時も(留学・就職共に)最初は相当やられていたのははっきりと覚えていてすが、いつ、何を感じたかを残して&覚えていないのが残念なので、今回はちゃんと残しておきます。

到着→面接→面接結果と選択→勤務開始の延期と待機→試用期間開始。

その間にもいろんなコミュニティに顔を出したり

勤務開始の待機中は重なる延期と不安でかなり落ち込んだり、

ホームシックになって浮き沈みを繰り返したり

本当に盛りだくさんで、これからもしばらくはこんな感じだと思います。移住は素敵なことです。が、キラキラしていない一面もあるのは包み隠さないことにします。

 

今日は、そんな中で起きたこと、感じたことをご紹介します。

 

個人差があるので、あくまで私だけのお話です。

 

1.とにかく眠い!(2日目~1週間++)

時差ぼけ?と思うかもしれませんが、これは、時差のない国でも起きます。

旅行の時はワクワクしてて、限られた期間しかないのであまり感じませんが、移住の時は初日は元気でも、2日目から1週間くらいはひたすら眠くなり、頭痛や体調不良を伴う時もあります。

また、仕事を始めたり引っ越したりしてもこの眠気はいつもやってきます。今回も勤務開始後の最初の週末は寝ていないと頭痛がしたので睡眠だけでほぼなくなってしまいました。

 

2.やたらお腹がすくor 何も食べられなくなる(1週目~2-3か月)

環境が変わってしばらくの間は、なぜか食べても食べてもすぐにお腹がすきます。

現地の食事に体が慣れてないのか適応するために体がものすごいエネルギーを消費しているのかは謎ですが、とにかくお腹がすくし、特に甘いものがひたすら食べたくなります。

逆に初移住の時は、実家や寮暮らししかしたことがなかったのでひとりで食事をする習慣がなく、ひとりだと何も食事が受け付けられず、ろくに食べることができない。とひどく二極化していました。環境が変わると、食生活は一時的に大きく変わりますが時間とともに元に戻ります。

 

3.ハッピーだけどホームシック(1週目~3か月)

今まで来たかった国、やりたかったこと。欲しいものが手に入ったのに、今までいた場所や人が恋しくなって、これまで当たり前にできたいたことが新天地でできない、わからないことも多く、現状が嫌なわけではないのになぜか古巣が恋しくて、本当にこれで大丈夫なのかがわからなります。だからといって本当に戻りたいかというとNo。この現象に名前をつけたいくらいです。

その現象が起きると、現状に不満もないのにどうして勝手にしんどくなっているのだろう。そんな自分をなんとかしようと、何か楽しいことをしたり、自分の気持ちと対面してみますが、あまり役に立たないまま時間が過ぎてゆきます。

 

4.たまにとんでもなくポジティブになる(1週目~3か月)

もはや躁鬱の域?なくらい、なんでもないことで”あぁ!やってよかった私はサイコーに幸せだぁ!”という感情でルンルンになります。本当に些細なことで、入ったパン屋さんがたまたま可愛かったとか挨拶したらニコッとしてくれたとかそういうことがきっかけです。突然訪れるくせに、突然去ってゆくのです。

3−4を繰り返す感情的に忙しい数ヶ月です。そりゃあ、疲れます。

 

5.蚊を筆頭に、虫に刺される(初日~1か月)

蚊がいる場所では、なぜか同じ空間にいても旅行者や新参者が蚊を始めとする虫に刺されやすい気がします。

これもまた、しばらくいることでマシになりますが、地元の人や滞在歴長い人と新参者のグループでは、必ず新参者がやられます。もしかしたら地元の虫に耐性がないだけかもしれないですね。

 

6.他にも新しいことを始めようとする(2日目~3−4か月)

新しい環境なんだから、下手に新しいことを始めようとして逆にストレスを与えるべきではないことはわかっていながらも、生活が変わることで新しい習慣ができるにあたり、こんなことをやってみよう、あんなことをやってみようと色々触手を伸ばしてしまうのです。環境が変わって無意識に生まれ変わったような気にでもなっているのかもしれないですね。

ただし、そのうちの大半は自然淘汰されます。

 

7.SNSでの発信が増える(2日目~半年)

新しい友達ができても、家族や昔の友達にちゃんと定期的に連絡を入れている&聞いてくれる人や違う国で頑張っている友達など感情を共有する仲間がいても、SNSの発信(Facebook/Twitter/ブログも含む)が増えます。これも時間とともにスローダウンします。

きっと、新しい場所で人とのつながりを望んでいるんでしょうね。そんな自分を認めて、周りの反応なんて気にせず好きなだけ発信すればいいと思っています。

 

8.安い物価にはすぐ馴染み、高い物価はなかなか慣れない(初日~3か月)

旅でも定住でも、物価の安い国はすぐに慣れ、金銭感覚が一番先に現地化します。150円のランチでも”このメニューでこれは高いなぁ”と思ったりするのには1週間かかりません。

が、逆は違います。物価が上がると、”◯◯ではいくらだったのになぁ。”と金銭感覚が追いつかずにしばらくケチになります。

旅だと数日で割り切れますが、定住の場合、ところ変われどしょうがない。となるまではしばらくかかりそうです。だいぶマシにはなりましたが、ここ1ヶ月半で思うのは、もう1ヶ月半(つまり3ヶ月)くらいかな。と思っています。人間って(私だけ?)セコイものですね。

 

 

これらは、到着から数日~数週間の間にじわじわと現れ、少し慣れてきた1−3ヶ月ほどをめどにピークに達し、波がある繰り返しを経て徐々に治ってゆきます。

 

今回もまさに全てを経験している真っ最中なので、どこで何を感じたか、回復までにどれくらいかかったかをまた後日お話しします。

 

下手に焦って治そうとするのではなく、思う存分食べて、SNSで発信して、ホームシックになって新しいことに手を染めまくってケチになればいいと思っています。どれも”ずっと続く”訳ではないです。ずっと続くような気持ちになって不安になったりもしますが、ここで色々考えたり下した決断が役に立ったことは一度もないので、じっと待つしか解決策はないと思っています。

(もし何かいい方法を知っている方いらっしゃったら教えて欲しいです。)

とはいえ、自分を甘やかしすぎてここ数日食べ過ぎてまさに今お腹を壊しているのでほどほどにするべきですね。痛い。。。

 

2カ国どちらの移住仲間に聞いてみても”わかる!”と言われることも多かったので、移住を考えてる方は、こんなこともある程度に参考にしてみてください*

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