ニュージーランドでの就活もゆっくりですが一歩ずつなんとかしようと模索中しているこの頃です。
飛び出した後のお話はまだ真っ最中なので終わってからお話ししますが、
話題がフレッシュなうちに、今日は飛び出す前の事前準備のお話しをします。
アジア就職はこちらでお話ししたように、
度胸 / 職歴orインターン / 予算20万(+予備10万) だけあればでできますが
ニュージーランドはそうもいかないのがよーくわかったのでニュージーランド編です。
(マレーシア編や2つの比較も後ほどお話しします。)
コネなし、スキルなしの人間が
ニュージーランドでオフィスワークをするために
”現地に乗り込む前に”必要だと思ったことを超主観でリストアップします。
・ほんとのほんとに飛び出す勇気
・周りの否定を気にしない楽観性
+本当に行くから!と周りの大人を諦めさせる
・これをやった!と面接でちゃんと説明できる職歴
・そしてそれを説明できるだけの英語力
・予算100万くらい+負債は完済しておくこと
・LinkedIn(プロフィールの書き方は後日紹介)
・英語履歴書:CV(書き方はこちら)
・(取得可能なら)ワーキングホリデービザ
ほんとのほんとに飛び出す勇気
まず、これは以前のマレーシア編と共通していますが、
本当に飛び出す勇気は一番大切です。
やると決めたからには、やる。必要なものは現地で何とか揃える。
うまくいかない時期が続こうとも諦めない。
最後に自分を動かすのは、そんな決意です。
関連記事:ほんとのほんとに飛び出す勇気とその本音。
周りの否定を気にしない楽観性
+本当に行くから!と周りの大人を諦めさせる
以前から、心の準備の重要性は何度かお話ししていますが
次に、周りの否定を気にしない楽観性と、反対する人を諦めさせること。
世の中にはアドバイスという仮面を被った否定やネガティブな意見で溢れかえっています。
ネットにも、普通起きないような最悪の事例などが当たり前のように乗っていたりと
いろんなネガティブな意見や情報が不安を煽ります。
これらは無視する力、聞き流す覚悟と、
後押ししてくれる人の意見やアドバイスを探すのが賢明です。
これをやった!と証明できる職歴
マレーシア就職では、”なくてもなんとかなる”ものだったのですが
ニュージーランドでは確実に必要だと思っています。
以前お話ししたリクルーターの方も、
職歴なしのニュージーランド就活は結構ニッチな分野か、
特殊スキル系以外では難しいと言っていました。
実際、入社したらこんなことを提供できます!
と説明できるレベルの職歴は絶対に要るな。と痛感しました。
面接でもこの系統の質問が多く、4件やった面談のうち3件が
”職歴に興味を持って”連絡したと言われています。
(残りの1件は日本語スピーカーが欲しかったという特殊案件)
また、人の入れ替わりも多いので、ほとんど仕事を教えてもらっていません。
これが手元にあるから、何ができるか自分で提案書作ってOKならそれでいこう。という今の職場のスタンスの中で、
これを職歴なしまたは全く違う業種でやるのは絶対に無理だったな。と日々感じています。
ある程度の英語力
またまたマレーシアではなくても別に良かったもの。
ネイティブスピーカーの国でオフィスワークとなると、なくてなんとかなる訳がない。ということですね。
今回は”なんとかなるよー!”なんて言えないです。。。
とはいえ、ミスなくネイティブ並みに話せるまでの必要はなく、
とりあえず人の話が聞けて、言われた通りに動けて、自分の職歴や業務を説明できる程度があればなんとかはなります。
語学学校も初めから計画しておくか、渡航前にある程度学習しておくのがオススメです。
ちなみに、アジアで不自由を感じなかった&ニュージーランド人がゆっくり話してくれればわかる。くらいのレベルが、
”もうちょっとなんとかしてくれ”の足切りレベルなのは前回の中間レビューではっきりと指摘されました。
予算100万くらい+負債は完済しておくこと
お金で幸せは買えないのは納得だけど、お金がないと生活できないのは事実。
日本よりも物価が高いニュージーランドで、経済的に余裕がないと、焦ってまともな判断ができなかったり、妥協したり、
日銭稼ぎを優先させてしまい本来の目的を忘れてしまったり
(面接が自由に組めない、無給or薄給のお試しを断らざるをえない、知り合いを増やす機会に行く予算がないなど)
目先の生活だけでいっぱいいっぱいになってしまうので、精神衛生上すごく良くないです。
現地でアルバイトしながら資金を調達するとしても、
面接優先のスケジュールで徐々に働き始めるくらいがいいと思います。
目安は航空券+生活費で100万くらいあればいいかなという感じです。
何かお勉強する場合は学費が別途必要です。
また、無収入または収入が減ってゆく中で
さらに奨学金やローンで支払いが迫ってくるのは完全に恐怖の対象となるので、完済しておくのがオススメです。
私はマレーシア時代に200万貯めてからニュージーランドに来たのですが、それでも(ほぼ)無収入の中の出費は怖かったです。
そんな中でも、アルバイトそっちのけで就活に集中し、いろんなイベントやボランティアに顔を出し、
やっと見つかった期限不明・週3のみの試用期間アルバイトにYesと即答できたのは、完全にこの貯金のおかげです。
(詳しいお金の話は結果にかかわらず試用期間終了後に全てお話ししますね。)
LinkedInでの渡航前の就職活動が現地での求職期間を大幅に縮めてくれたので、持っていて損はなしです。
(渡航前の人探しの方法はこちら)
1月に渡航しましたが、10月下旬からLinedInでの人探しは行なっていたので、本来現地で手探りするはずだった2ヶ月ちょっとがオンラインで済ませられたのは非常に助かりました。
(LinkedInでのプロフィールの書き方は後日紹介します。)
英語履歴書:CV(書き方はこちら)
現地に行ってから書くのではなく、事前に書いて現地到着前には簡単な訂正と配るだけの状態にしておきましょう。
ちなみにLinkedInでの人探しの時にも使うので、早めに持つに越したことはありません。
(取得可能なら)ワーキングホリデービザ
就職活動するなら、観光ビザより絶対にワーキングホリデービザがオススメです。
フルタイムでなければ基本どんな仕事もOKなので、制度が使えるのであれば確実に使ったほうがいい選択肢です。
ワーキングホリデービザのおかげで、試用期間のアルバイトができているので非常に助かっています。
ちなみに、観光ビザで3年前に入ってうまくいったという方にもお会いしたことがあるので、
絶対に必要という訳ではないですが、あればベターです。
他にも、家族の同意や、(眼や歯などの)治療は先に済ませておくことなども大切ですが、
これは就職活動というより個人の体調や生活スタイルに関わることなので省略します。
以前、海外就職迷ってるならやっちゃえ!というお話しをしましたが、
家庭や経済的、健康上の都合でできない人もいる中で、
海外就職が選択肢にあげられるだけでも、とっても恵まれている訳なのです。
そんな中でも、せっかく挑戦できる環境にいるのであれば、
ちゃんと準備してチャンスを逃さず思いっきり挑戦するのがいいと思っています。
そのためにも、中にはハードルの高い準備項目もあるかもしれませんが
就活やビザがスムーズになるような特殊スキルをつけるよりはずっと楽で現実的、
時間もお金もかからない準備だと思っています。
とはいえ、これらはすべてただの個人の意見・感想と何か裏付けをとっている訳でもないので
あくまで参考程度に、自分の状況や目的に合わせてカスタマイズした準備をすることをおすすめします*
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