マレーシアに足掛け5年弱(1年間は学生)
ニュージーランドに6ヶ月
社会人、4年ちょっと。
”好きなことをすると同時に、やるべきことをやる”
”遊ぶ前に、ちゃんと何か頑張って成し遂げなさい”
”大人になったら、次の進路を途切れさせると戻ってこれない”
それでも日本から離れているから、私は自由。
バックパッカー という趣味を続けながら、仕事をするには、それを許してくれる”国”に行くしかない。
そしてそこに定住して、ゆっくり時間をかけて旅を続ければいい。
そうじゃなければ(予定はないけど)リモートorフリーランサーしかない!
ニュージーランドのたった180日の滞在で
これが、すべて幻想だったと知りました。
そんな固定概念を吹っ飛ばされてしまったお話です。
少し前まで、一度荷物をまとめて旅に出てしまったら、すべて一方通行。
そして、1度目の冒険は許されても、2度目以降の冒険はアジアに住んでいる限り許されないんじゃないか。
”やるべきことをほったらかして、遊んでいた人”になってはいけない。と。
だから、一方通行じゃないところに戻れるように全て組み立ててから飛び出せばいい。
就職活動は、ただの乗り物
ここで”ニュージーに住みつつ休暇で旅を~”みたいな環境を作ればこれで完成。
大冒険はそこから。
時間はかかるけど、それ以外に正解はないと思っていました。
最近は、否定や競争を仕掛けてくる人から離れ方を覚えたこともあり、
変人と思われてもいいから、好きなことの話をする機会も増えました。
職場で、新しく会う人へ、今まであってた人へ
アジアの活気溢れるあったかい街のお話
中東で会ったぶっ飛んだヒッピーたちのお話
実は、頭丸めてチベットの修行僧に会いに生きたい。
とにかく、生きている街と、人に会うのが好きなんだと。
世界のいろんなところで住む人の”Own Beauty”を知るのが好き。
それを続ける環境を探してニュージーに流れ着いたんだよね。と。
ポカーンとされるリスクの代わりに
思ってもいなかった提案というリターンが手に入りました。
”そこまで回りくどい準備しないで、とにかく資金と体力が尽きるまで旅して、そっから準備するんじゃ遅いの?”
”旅して職歴も貯金もめちゃくちゃになったら、アイルランドにワーホリでおいで。うちの国そんな人ばっかりだから、定住はできなくても職歴の回復ならできるよ?”
”製造業の日本人なら、旅の途中でメキシコにおいで。普通に日本人向けの仕事いっぱいあるよ”
”旅の後の進路は、会社員より旅先で会うバックパッカーの方が詳しいと思うけど”
”ごめんそれ、旅とニュージーランドのワーホリの順番、逆だったんじゃない…って思うけど”
などなど。そして、”You think too much(考えすぎた)”と笑いかけてくれる訳です。
マレーシアに飛び出したけど
日系の製造業。駐在員のボス、
その人たちに新卒から育てられたローカル社員。
そういった環境から広がった交友関係。
どこにいても、”やたら旅してるクレイジーガール”の立ち位置で
否定も共感もされないけどみんなあったかく受け入れてくれたので
ゆっくりと、変な幻想に取り憑かれていたことにすら気付かず。
そして、ニュージーランドでもオフィスをめがけて就職活動!
就活がうまくいった人を尋ねて、キャリアについてお話を伺い…
そんな環境を選び続けているうちに、ぎゅーっと視野が狭くなって
こんなシンプルな発想すら見えなくなっていたのですね。
旅人になりたいなら、会うのはオフィスワーカーじゃなくて旅人だろうよ。
確かにそうだ。この上なくシンプルなお話です。
ただ、このシンプルなお話を忘れていたんです。恐ろしいね。
やばい、もっと壊してくれ。
そう願う自分も、きっとなかなかの変態。
半年前には考えてもいなかった。というか、2ヶ月前まではなかった発想。
”ニュージーランドで就職します!”とかビデオまで配信しちゃったよ。笑
とはいえ、今自分がやっていることも、別に嫌いではないので、
今はまだ”他にも手段があった”と、ラッキー♪程度に思いとどめておきますが
新しいアイディアって、知らないだけでいろんなところに転がっているモンなんですね。
思い描いていることがまっすぐなら
ちょっとくらい周りにひかれても、声に出してみるのもいいな。と。
話していて気分も良くなるので、メリットもいっぱい。
”こんなこと言えない”って、意外とただの思い込みなのかもしれませんね。
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