現在、オークランドの少し外れのエリアで物流プランナー兼バイヤーをやっています。
この仕事が決まる前に、実はオークランドの個人経営のカフェのオープニングスタッフとして内定&事前トレーニングを受けていました。
(チャンスが大きすぎて、開店前に辞退してオフィスに戻ってしまいましたが…。)
カフェ経験はスタバ(ミルク手動、エスプレッソ自動)で2年半のみ、
ましてやカフェ経験は7年のブランクが空いていたのに無事に内定することができたのでその経緯をお話しします。
初心者や長期ブランクがある人、ニュージーランドの憧れのカフェバイトは可能です!
その経緯を経験談をもとに紹介します。
・バリスタ養成スクールに行く
ニュージーランドでは、初心者歓迎!のような求人は基本的にありません。
カフェの仕事を探すなら、運を試すよりスクールに行ってそこの募集版や実績を使う方が効率が良さそうです。
ニュージーランドでは、カフェがとても盛んなこともあり、バリスタ養成所が主要都市にはちらほらとあります。
私はThe Barista Academyというスクールに行きました。
>https://baristaacademy.co.nz
ここの最大の特徴は、Facebookに併設の求人ページがあり、生徒はここから直接仕事を探せることです。
少なくとも週に2~3件の投稿があるので、見つかりやすさもUpです。
ここでは、45分間の無料クラスが不定期開催されているほか、
事前にメールや電話を入れて事前にアポをとればどのクラスがオススメかを直接スクールで10分ほど相談にのってもらえます。
全くの初心者、ブランクあり、現役だけれどもレベルアップがしたいetc…
自分のレベル(初心者、長期ブランクetc…)や目標を伝えるとどのクラスがいいかオススメしてくれます。
バリスタ養成所は、スクールの方針ではなく講師個人の裁量だったりするので
いいアドバイスがもらえた時はその人のコースを希望することをおすすめします。
ちなみに私のクラスはコディという中国人の講師だったのですが
とにかく練習させまくって完成度を見つつ適宜アドバイスをくれるとってもいい人でした。
(とてもゆっくり喋る人なので、英語が苦手の方にもオススメです)
ブランクがあるものの経験者だったので、3時間コースx2日をおすすめされ、申し込みをすませいざクラスへ。
スクール当日は、練習用にミルクに見立てた洗剤水でひたすら練習。
スチームすると表面にフォームミルクのような泡ができるのでそれがきめ細やかに完成できるまでひたすらスチームを練習し
なんとかマシになると、注ぎ方とラテアート(ここでやっと本物のミルクが登場)。
そして次にエスプレッソの抽出の仕方。という流れになります。
2日ともセオリーは10分、残りの2時間50分はただひたすら練習でした。
養成コースの中には2週間や5週間の長期コースもあり、セオリーは長期のコースが充実しているとのことです。
コース選択時の希望通り、”なんとか面接をクリアできるレベル”まで練習させてもらいました。
・養成スクールのコミュニティやネット求人などでカフェの募集を探す
面接をクリアできる練習を身につけたら、次は仕事探しです。
FacebookのBarista Academyの求人ページから無事に見つけることができました。
>https://www.facebook.com/groups/baristaacademyjobsNZ/
他にも、Trade meやBackpacker jobs などでも求人があります。
>https://www.trademe.co.nz
>http://www.backpackerboard.co.nz/work_jobs/
※私のニュージー就活イチオシのSEEKには、残念ながらカフェ求人には向いていないのでおすすめしません。
募集欄には、バリスタ募集の投稿がいくつもあります。
”○○years experienced ”など、自分に当てはまらない条件がないところにとにかく片っ端から応募します。
応募には、メールで履歴書を送ってほしい、電話をしてほしい、テキストメッセージをしてほしいなどいろいろな指定があります。
特に言及がない場合、メールかテキストメッセージをおすすめします。
相手がどこの国の人か、どんな訛りがあるかわからない状態での電話はたまにリスクがありますので。。。
私が内定を決めたところに送ったテキストメッセージはこんな感じです。(見切れてる部分は名前だけです)
私はスクショのような文章を送りましたが、自分のメッセージに自信がない人は以下をコピペでもいいでしょう。
Hi <名前>,
My name is <自分の名前>.
I saw your ads on <募集を見た場所>, and wondering if I can apply to the position.
My experience is <カフェの就労経験と年数&卒業したカフェスクールと終了した月>.
I would like to see you to hand my resume and interview if it works with you.
<ちょっとした自己紹介があればここに>
例:I am from Japan and I am here on a working holiday. I thoroughly enjoy <自分のすきなこと> in my spare time.
Hope to hear from you.
<名前>
その後、電話や返信がくるので、面接に向かいます。
あんまり文章を長くすると読まれないので、要点さえまとめられればもっとシンプルでもいいかと思います。
・近所のカフェにCVを配りに行く
ほかにも、近所のカフェなどを渡り歩いて募集の張り紙があるところに直接履歴書を渡しに行く
または募集をしていなくても手当たり次第カフェに自分の履歴書を渡して歩くなどの方法もあります。
その際は、履歴書に連絡先を書いていても読まれない場合があるので
履歴書に連絡先を明記したうえで、上から付箋で
”名前、電話番号、メールアドレス”
をしっかりと記載しておきましょう。
また、履歴書を渡すときは、笑顔で名前と、カフェの仕事を探している旨を伝えて渡しましょう。
こちらもその後反応があれば連絡が来るので面接に向かいます。
・いざ面接へ!
面接は、お店により様々ですが、
一般的には少しお話しして、実際にお店のマシンで指定されたメニューを1~2品つくり
それから待遇などのお話へと移ります。
実践に重きを置かれるか、面接重視かは完全に担当の裁量ですが
実践は基本的にあるものと考え、基本的なメニューのカップやレシピは知っておくことが必須です。
(これもスクールで全部教えてくれます)
ちなみに私はかなり特殊で、面接時間はなんと1時間半!+実践なしでした。
(そのうちの70分くらいはひたすらオーナーのおじさんが自分の理想の店について話していただけですが…)
これは一般的ではありませんが、おしゃべり好きなこだわりのある個人経営者のお店だとそういうところもあります。
そして内定してしまえば、カフェデビューです!
経験がない。や、ラテアートができないから。とせっかくのNZワーホリでカフェを諦めるのはまだ早い!
スクールで腕前とネットワークを磨いてぜひ挑戦してみましょう*
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは!著者様はどちらのカフェで働かれていましたか?とても興味が湧きました。
結局働くまでに今の職場の内定が決まってしまったので、働く前にオフィスに戻ってしまいました。。。