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観光ビザの取り方について
日本のパスポート所持者には、ツーリストカードという観光ビザが必要になります。 各国キューバ大使館、対応する旅行会社、またはエアカナダでカナダから渡航の際は機内での取得が可能です。 >http://misiones.minrex.gob.cu/ja/ri-ben/servicios-consulares エアカナダのツーリストカードは、自分で記入すればそれがそのままビザになるらしいのですが、 カナダ国民じゃないと受け連れられない、受け入れない入国管もいるなど諸説あるので大使館での取得をお勧めします。 ちなみに私はニュージーランド居住なので、ニュージーランドの代理店で購入しました。 必要書類をメールで送り、銀行のオンライン送金で支払いを行なうと、1週間ほどで取得できました。 >https://vivaexpeditions.com/cuba-tourist-visas-tourist-cards治安と人について
中南米は治安の悪さも残念ながら有名ですが実はキューバはかなり安全です。 こんなに薄暗い首都ハバナのダウンタウンの夜中12時… なんとこれ、外国人一人で歩けます。全然危なくないです。 キューバは全体的に貧しい国ですが犯罪をしなければ死ぬレベルまでの貧富の差がないことと、外国人への犯罪の刑罰が非常に重いこともあり凶悪犯罪は他の中南米よりもぐっと低く、治安はとってもいいです。 キューバで会ったエクアドル人の旅人は、中南米で外国人が夜中のダウンタウンを一人で歩けるほぼ唯一の国。と絶賛していました。 どちらかと言うと、情熱的すぎるお兄さんと、綺麗なハニートラップのお姉さんに注意です。 キューバでは笑顔でふっかけて来るぼったくりが非常に多いので、あれ?と思ったらちゃんと言いましょう。バレたか~と笑いながら返してくれることも。 人は非常に陽気で親切、本当にフレンドリー。そしてどこでも踊る。 道に迷えば必ず誰かが助けてくれて、街を歩けば四方八方からHola!やChina!と挨拶が飛んできます(どうせ東洋人はみんなチャイニーズ呼ばわりなのですよ)。 とはいえ、英語は絶望的に通じないのでスペイン語を少し学んでから行くと旅の楽しみがぐっと広がります。 私はスペイン語を勉強せずに行ったのでいろんな人とのコミュニケーションの機会をみすみす逃し続けたことを後悔しています。。。物価と予算の組み方
キューバには2種類の通貨があります。兌換紙幣(CUC≒110円)と国内紙幣(CUP)です。 こちらは国内貨幣と輸出入で使える外貨に変えられる貨幣との2種類がごちゃまぜになった状態で流通しているのでこんなことになっています。 両替所で交換できるのはCUCのみです。また、両替できる通貨は限られています。 日本円がないところもあります。米ドルは国交の事情でものすごく手数料を取られるのでユーロまたはカナダドルを持っていくことをお勧めします。 また、クレジットカードはほぼ一切使えませんが、ATMでビザ、マスターカードはキャッシング可能なので、全行程のお金を現金で持っていく必要はありません。ATMで引き出しはほぼ24時間主要な街で可能です。 2つの紙幣はキューバ国内なら誰でも使用できます。”CUPはキューバ人のみ使用可能”は間違いで、誰でも使えます。手にする機会が少ないだけです。 1CUC=25CUPと計算がややこしい+慣れないうちはCUPとCUCで騙されることもあるので簡単な見分け方を覚えて起きましょう CUC:カラフル、建物や銅像が印刷されている、Pesos Convertibleと書いてある CUP:単色、人の顔がどーんと印刷されている、Pesos Convertibleの記載がない >http://www.lovelyplanet.jp/MoneyCuba.html キューバの物価はものにより様々ですが、一般的な旅行者が使用するもの(宿、レストラン、バーetc)は日本の半分程度、輸入品は日本より少し高めといった感じです。 ちなみに1CUP(5円)ではバナナが1本買えますが、1.5Lのペットボトルは2CUC(220円)となります。。。 高いものと安いものの値段の差が激しいのです。国内生産(野菜や果物)は安く、輸入製品(石鹸、シャンプー、プラスチックボトル)が高いのです。 ちなみに水道水は飲料不可。ホステルやレストランでもお水を出してくれません。どこに行ってもペットボトルの水を購入する必要があります。 また、レストランやバー、外国人が受けるサービスには同じお店でもキューバ人と外国人の二重価格となっていて、スペイン語圏や同じラテンアメリカの人でも突破不可な厚い壁なので諦めた方が懸命そうです。たまにど田舎や個人経営のお店で地元料金が適用されることがあります。サンドイッチ2個とジュースで20円でした。 二重価格は、同じ店の同じ製品やサービスの値段が人によりまるっと違うので、外国人しかいないお店と地元の人しかいないお店で分かれているのではなく、同じお店に個人で違うため、地元の人も観光地のバーなどにごちゃ混ぜになっています。
宿(カサ・パティキュラー。詳細は後ほど)10~20CUC
レストランが一食 5~10CUC
長距離移動はシェアタクシーで2時間ほど 20CUC
ダイビング 25CUC / シュノーケリング道具 5CUC
自然公園のツアーなどはだいたい1日30~50CUC
高原や山、ダイビング、サルサダンス教室、カクテルもビーチもぜーんぶ楽しんで平均して1日60CUCくらいでした。
常夏なのでお水代が地味にかかります。コーヒーやカクテルは1杯2~5CUCほどです。
また、外国人価格だと、大衆食堂もおしゃれなレストランもなぜかほぼ同じ価格なので、気に入った見た目の店に入ることをお勧めします。
持ち物と宿、Wi-Fi事情
まず最初に、AirBnBは必ずダウンロードしてください。キューバ国内からだとダウンロードできない可能性大です。 AirBnBはキューバの宿やアクティビティで一番役立つアプリです。必ずダウンロードしましょう。 同じくらいオフライン対応の地図も重要になります。Maps.meがおすすめです。 キューバの宿泊事情は、ホテルやホステルよりも”カサ・パティキュラー”という自宅の1室を旅行者に貸し出す宿が一般的です。 むしろカサに泊まらずどこに泊まるんだと言うほど一般的です。ドミすらろくに無い国です。値段もローカル体験も同時に満たせる旅人に最適なオプションです。 AirBnBで探すと値段も固定で簡単ですが、どこの街もカサが溢れかえっているので予約なしでも町歩きして探すこともできます。 自宅の1室なので、当たり外れはとても激しいです。危ない目にあうことはまずないと思いますが、観光事情に詳しいか、英語は通じるかなどはレビューや会った印象で把握しておくといいでしょう。 長距離タクシーのアレンジや、洗濯サービス、食事も有料で提供してくれるところがほとんどです、キューバの家庭料理を試すチャンスです! キューバにはトイレットペーパー、シャンプー、リンスがないと聞いていましたがハバナのスーパーで普通に売っていました。 確かに街中やレストランのトイレにペーパーがないので、宿で少し拝借して持ち歩くのをおすすめします。 現地調達派の皆さんでも、事前に持っていけるものは持ってゆくに越したことのない物流の不安定さです。 日焼け止めも必須です。キューバ国内だと買えないこともよくあります。 個人的には、キューバだから必須だと思う持ち物は、現地で買えなかった
サンドフライ用の虫除け
ペン
生理用品
カメラのSDカードの予備
チョコレート(国内でほぼ売っていないのであげるとすごく喜ばれる)
パスポートのコピー(使う機会が多い&原本は極力持ち歩かない)
…くらいかなと思います。
残りの荷物はこちらで紹介しています
><ミニマルパッキング>1ヶ月までの旅なら、預け荷物なしで身軽にいこう。
また、生理用品は売ってる場所が完全に謎だったので、繰り返し使える月経カップの使用をお勧めします。
>旅人女子に超おすすめ!月経カップの使用方法と使った感想を紹介するよ
また、インターネットは各街のテレコムセンターで1CUCのWi-Fiカード(1時間、中断&再開可能)を購入して、Wi-Fiの繋がる広場に行き、(相当田舎でなければどの町にもあります)カードに記載されているIDとパスワードを入力すると接続が可能です。電波の状況は運次第です。
最近は個人でWiFiを所有していカサもたまにありますが、カードは必須です。WiFi広場より電波が不安定ぎみです。