全世界対応!コネなし・知り合いなしから始める海外就職ー前半

 

 

来週(2月7日)から、建設会社での試用期間をかねたバイトが始まります。

日本・マレー時代からまさに今も常日頃、休みの旅先のことばっか考えてるし、長時間労働が嫌。

要するに仕事と距離を置くためにわざわざ何千キロも離れた海外に飛び出してきたのに

不思議なものでこの無職・求職2ヶ月間はどこまでも落ち着きがなくて、なぜか来週を楽しみに待っています。

 

以前この挑戦をする!と宣言した時にもお話しましたが

NZに降り立った時、私には…

—NZに友達が1人もいない

—もちろん仕事の手がかりになるコネや知り合いもいない

—かといって仕事がすぐに手に入るようなスキルなんて何もない

 

という、なんで挑戦しようと思ったの?となるレベルに何もない状態でした。

ただし、そんな状況でも渡航前1ヶ月半+渡航後1ヶ月=2ヶ月半の準備期間で

何とか試用期間までこぎつけることができました。

 

今日は、どうやって“人と情報”を探すかのお話です。

マレーシアから、日本から、そして現地から、いろいろ試して1番効果があった、というかほぼこれしかやっていない方法です。

(他にやったことも後日紹介しますね。)

 

 

必要なものは、LinkedInだけ。私はこれで人も仕事もここで見つけました。

もちろん試用期間先も、リクルーターも、落ちた会社もここからです。

これはマレーシアにいた頃のインド人の親友3名から教えてもらった方法で、ほぼ完全にこれしかやっていません。

SeekTrademeといったニュージーランドの大手求人サイトには登録すらしていませんでした。(Trademeにどんな求人があるかだけは見ていましたが)

 

LinedInとは、Facebookのお仕事バージョンのようなもの。

自分の経歴をプロフィールに書いて、ビジネス関連の記事を投稿して、求人をフォローして、ビジネスのメッセージのやり取りをします。

 

SNSとはいえ、実際にここでフルタイムの仕事や何かの契約を決める人の数はかなり多く、転職サイトにSNSがくっついたもののような感じです。

そして、LinkedInは英語でやるのがオススメです。日本語があると“あぁ外国語”と読まない人も多いので。

 

まずは、ここにプロフィールを登録します。

プロフィールの自己紹介、経歴は自分のCVと同じ内容のコピペでOKです。

写真は履歴書に使うような写真またはビジネス向きのものをセット。

(プロフィール・パーソナルページの設定方法は後日)/(CVの書き方についてはこちら)

 

プロフィールをセットしたら、次は最重要&最難関の人探し。

まずは、知り合いを片っ端から追加します。Facebookと違って上司に見せたくない日常のふざけた写真が出回ることはまず無いです。

このSNSで投稿されるのは主に“ビジネスに役立つ情報”のみ。もちろん無理して投稿する必要は全くありません。

なので、上司も取引先も全員に友達申請リクエストを送ります。

 

これは、LinkedInの性質上、“知り合いの知り合い”でない場合、友達申請が送れないので、一人でも多くの“知り合い”を持っている必要があります。

 

とはいえ、私の知り合いは全員日本かマレーシア、留学中に世界中に散った友達がいるとはいえ、誰もニュージーランドにはいない。

この地点でのNZの知り合いはまだ、ゼロです。

 

そこで、行きたい国の名前や、(自分の行きたい国)x(自分の業種)を検索にかけて“グループ”を探します。

そして、人数の多いグループ、活動をしているグループ、興味のあるグループにとりあえず入っておきます。

そうすることで、共通の知り合いがいなくても同じグループの人には友達申請が送れます。

 

グループに入った後、(自分の行きたい国)x(自分の業種)を検索して、人を探します。

 

すると、何人か申請できるようになっているはずです。

(私はすでに荒らした後なのですが、本来の“申請可能”は一番下の人の状態です)

まだ申請ができないようなら、できるようになるまでひたすらグループに入り、実際の知り合いとつながります。

 

申請できるようになっていたら、ここからがチャンス。

最初のひとりとつながれば、その後はその人の知り合いへと広げてゆくだけです。

もちろん面識がなくて大丈夫。上からザーッと図々しく申請を送りつけます。

 

とはいえ、見たこともない人の申請が不快な人もいるので、

面識がない人には、申請の際に必ず”ADD NOTE”で申請する際に挨拶を入れます。

(もちろん英語・現地語です)

 

“こんにちは、同じ業種ですね。同じ業種の方とオープンにこのSNSで繋がりたいと思って連絡しました。友達申請の承認をお願いします”

 

“初めまして、あなたの業種のお勉強をしている最中だったので、もしよければオープンにこのSNSで繋がりたいと思って連絡しました。友達申請の承認をお願いします”

 

※ここで“仕事を探しています”は禁句です。いきなり見ず知らずの人からそんなメッセージ来たらビビりますし、そもそも私採用権ないし、で無視されることもあるので。

 

私は、自分の業種と関わりがある人にだけしか申請していないのですが

それでも70人に送りました。承認してくれたのは33人です。

(その70人の他にも、まだこのやり方がわからなかった時にテキトーに送ったWellingtonの市長からも承認が来ました。送るのはタダですから。。。)

 

この際、誰に何を送ったかわからなくなりがち&Linkedinは誰がいつその人のプロフィールを見たかが全部本人に行ってしまうので、あまり何度も何度も見に行くのも怪しい。。。

と、いうことで、誰にリクエストを送って、その人が何をやっている人かをエクセルで管理するのがオススメです。

私は横に、人事/リクルーターの人、承認してくれた人、メールの返事をくれた人、CVを送りつけた人、その他覚えておくことの欄を足しておきました。

(インド人監修のもとやっているので英語ですが、これは個人での保管用です)

 

そして、ある程度つながりが増えたところで、やっとLinkedIn内の求人を検索し、申請へと進みます。

 

その後のやり方は、次回に続きます。

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